テルペン(Terpene)とは、
植物がつくり出す天然の芳香成分(香りのもと)の総称です。花・葉・果皮・樹脂などに含まれ、私たちが感じる「柑橘の香り」「森の香り」「花の甘い香り」などの正体がこれです。
テルペンの基本
- 主な役割:
- 植物が虫を寄せたり遠ざけたりする
- 紫外線や乾燥から身を守る
- 化学的には:
- イソプレン(C₅H₈)を基本単位とする化合物群
身近なテルペンの例
| テルペン名 | 香りの特徴 | 多く含まれるもの |
|---|---|---|
| リモネン | 柑橘系・爽やか | レモン、オレンジ皮 |
| ピネン | 森・松の香り | 松、ローズマリー |
| リナロール | フローラル・甘い | ラベンダー |
| ミルセン | ハーブ・土っぽい | ホップ、マンゴー |
テルペンの用途・注目点
- アロマ・香料:香水、精油、入浴剤
- 食品:風味付け(柑橘、ハーブ)
- 健康・ウェルネス分野:
- リラックス感
- 覚醒・集中サポート
- 抗菌・抗炎症などの研究報告もあり
※近年はカンナビノイドと組み合わさった作用(アントラージュ効果)でも注目されていますが、テルペン自体は大麻に限らず多くの植物に含まれています。
一言でまとめると
テルペン=植物の香りをつくる天然成分で、香りだけでなく生理作用にも関与する重要な物質です。



コメント