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まるでベンチプレス100kgのバーゲンセールだな…

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ベンチプレス100kgがデフォルトになってる件について… | KENS/ケンズブログ

まるでベンチプレス100kgのバーゲンセールだな…

まるでベンチプレス100kgのバーゲンセールだな…

最近、ジムに行くたびに思うことがある。ベンチプレス100kgを挙げることが、まるで「成人男性として当たり前」みたいな風潮になってきているのは、どういうことなんだろう?

SNSを開けば、「ベンチプレス100kg達成しました!」という投稿が溢れているし、YouTubeを見れば「初心者でも3ヶ月で100kg!」なんて動画が山ほど出てくる。ジムでも、60kgくらいでセットを組んでいると、隣のラックでは120kg、140kgを上げているゴリマッチョがゴロゴロいる。

いや、これってまるで**「ベンチプレス100kgのバーゲンセール」**みたいじゃないか?

100kgの価値が暴落している気がする

一昔前なら、ベンチプレス100kgを挙げるのは、間違いなく「すごいこと」だった。筋トレを始めたばかりの初心者なら、まずは40kg、次に60kgが目標。80kgまで来れば「お、なかなかやるな!」って感じ。そして100kgを挙げる人は、「おおっ、すげえ!」と一目置かれる存在だった。

それがどうだ。今では「100kg? まあまあですね」みたいな空気になっている。いやいや、100kgって普通にすごいんだぞ?

昔は100kgを挙げると、周りが「おおっ!」と感心してくれたものだ。それが今や、「あれ? まだ100kgなの?」みたいな雰囲気さえある。100kgがバーゲン価格になってしまった今、もはや110kg、120kgを挙げないと驚かれないのか…?

100kgのバーゲンセールを生み出した要因

もちろん、理由はいくつかある。

  1. トレーニング情報の充実
    YouTubeやSNSのおかげで、初心者でも効率的なトレーニング方法がすぐに学べるようになった。昔は「とにかく回数をこなせ」みたいな根性論が主流だったが、今は「高重量・低回数で神経系を鍛えろ」みたいな科学的アプローチが広まっている。
  2. サプリメントの進化
    昔はプロテインすら「マッチョが飲む怪しい粉」扱いだったが、今やBCAAだのクレアチンだのHMBだの、筋トレを加速させるサプリメントが豊富にある。正しい栄養管理をすれば、100kgなんて夢じゃない。
  3. トレーニング環境の向上
    昔のジムは、ガチ勢しかいない鉄の要塞みたいな場所だった。でも今は、24時間ジムも増え、初心者でも気軽に通える環境が整っている。初心者が無理なく100kgを目指せるようになったのも、大きな要因だ。
  4. SNSの影響
    「みんなやってるから俺も」という心理は強い。SNSで100kgを挙げる動画がバズると、「俺もやらなきゃ」という競争意識が働く。結果として、ジムの平均ベンチプレス重量が上がり、100kgが当たり前になってきた。

100kgがバーゲン価格になっても、楽に挙がるわけじゃない

とはいえ、100kgが「当たり前」になったからといって、誰でも簡単に挙がるわけじゃない。しっかりトレーニングしなければ、100kgの壁は厚い。

例えば、体重60kg台の人が100kgを挙げるには、相当な努力が必要だ。体重の1.5倍以上を持ち上げるわけだから、相当な筋力とフォームの習得が求められる。

また、ベンチプレスは単なる「腕の力」じゃない。大胸筋、三角筋、上腕三頭筋だけでなく、体幹や下半身の力も重要だ。だからこそ、スクワットやデッドリフトといったコンパウンド種目をしっかりやらないと、100kgは安定しない。

100kgを挙げることがゴールじゃない

100kgが当たり前になった今、もはや「100kg挙げました!」だけでは話題にならない。むしろ「100kgの先に何があるのか?」が問われる時代になっている。

・100kgを楽々10回できるのか?
・120kg、140kgと伸ばせるのか?
・それとも筋肥大を狙って、フォームを極めるのか?

結局、100kgを挙げた後も、筋トレは続く。100kgを目標にしていた人が、いざ達成すると「もっと強くなりたい」「次は120kgだ」と思うようになるのは、筋トレあるあるだ。

まとめ:100kgのバーゲンセールに惑わされず、自分のペースで

確かに、今は100kgを挙げる人が増えた。でも、それが「当たり前」になったからといって、焦る必要はない。

筋トレは結局、自分との戦いだ。人と比べてもキリがないし、100kgが全てではない。大事なのは、自分にとってのベストな成長を続けること。

だから、もし「まだ100kg挙げられない…」と落ち込んでいるなら、そんな必要はない。自分のペースで、しっかりトレーニングを続けていれば、100kgの壁もいずれ越えられる。むしろ、その過程を楽しむことが大事だ。

結局のところ、筋トレは「どこまで行っても終わらない趣味」。だからこそ、焦らず、楽しみながら続けよう。

さて、今日は何kgでセットを組もうか。

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