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ガレージに侵入した闇バイトと鉢合わせてしまいました…。

怖い話、ゾッとする話
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私の住んでいる地域は日本の中でも昔から治安が悪いとされている地域で、物心ついた時には近所の公園という公園がホームレスに占拠されており、ホームレス同士が包丁で切り合っていたり、鳩を捕まえて焼いて食べているなどするシーンは日常茶飯事でした。

自宅の窓には鉄格子などが設けられており、外からの侵入者を防ぐための工夫がされていましたし、同じ町内のほとんどの家にはそうした何らかの防御策がとられており、治安の悪さを物語っていました。

車庫の物や花壇の植木鉢が盗られる事など毎月のようにありましたし、粗大ゴミなんて出そうものなら回収の前に即消えてしまうような街です。

しかし時代は流れ、私が生まれた昭和から平成へ、そしてあっという間に平成から令和へと変わっていきました。

時が経つにつれ街も徐々に治安が良くなり、今ではすっかり見違えるようなきれいな街へと変貌しました。

昔はほとんど一般人が歩いていなかったような日本有数のヤクザ街と言われた繫華街も、今では学生や若いOLなどがフラフラと行きかうほどに変わりました。

しかし令和になって日本全体の治安がかなり改善されていっても、決していなくなる事がないのが【悪人】です。

いま世間やSNSを騒がせているのは【闇バイト】です。

私の住む地域では空き巣や強盗が多発していましたが、最近の闇バイトは完全な素人集団んが実行犯である場合がほとんどで、昔ながらの空き巣の手口とはまったく事情が異なります。

人がいない時間を狙うのではなく、人がいても関係なく窓ガラスを割り侵入しようとしてきて、さらに住人と鉢合わせになれば躊躇なく攻撃してくるというような、完全に場当たり的な犯行が目立ちます。

これは指示役に恐怖支配されている事からこうなっていると予測されますが、要するに我々狙われる側の一般市民としては、狙われたら最後的な感じの、まるで竜巻や地震のような嫌な存在となっています。

そこで我が家にも防犯カメラの導入が進み、ガレージに1台、隣の家との間に1台、玄関に1台と、計3台の防犯カメラが設置されました。

どれもAmazonで購入した安物の防犯カメラではありますが、画質も機能も十分で、スマートフォンと連携してアプリからいつでも防犯カメラ映像を確認する事ができます。

さらに昔のなごりで、防犯カメラだけじゃ不十分だろうと言う事で、モーション検知型の防犯ブザーも2台導入する事にしました。

防犯カメラと同じ視野角で設置したので、カメラに何か映ると防犯ブザーも一緒に鳴るように設定しました。

すると設置して数日後、さっそく1台の防犯ブザーがけたたましく鳴り響いたのです。

最初は誤作動かな?なんて、設置しておいてそれを言ったら元も子もないだろう…的な事を考えてしまったのですが、2度、3度と、防犯ブザーがたて続けに鳴るのです。

ただ防犯カメラには何も映っていないんです。

一応確認のために玄関の傘立てに差してあった護身用の金属バットを持ち、車庫に確認に行きましたが、そこには誰もいませんでした。

隣の家との間にもパトロールに行きましたが何もおらず。

うーん。これは何かバイクのカバーなどがなびいて誤作動しているのかなと、その時はそのまま深く考え込む事もせずに無視してしまったのです。

それからほぼ毎日のように、夜になると防犯ブザーが何度か鳴り響くようになりました。

そろそろ近所迷惑だから防犯ブザーの位置かえないとなあ…なんて考えていた日の事でした。またしても防犯ブザーが鳴り響きました。

今日はもう一度ちゃんと確認してみようかな…と、なんとなく気が向いたので、今度は防犯カメラの映像を確認するよりも先に2階のベランダに飛び出て、1階のガレージ部分を目視で確認しました。

しかしそこにあるのはブザーが鳴り終わった後の静寂だけ。

ただ時折物陰から、「カサ…」「コツ…」と、小さな異音がするのです。

「おい、そこにいるのはわかってんだぞ。今から降りていって殺すから待っとけ。」と、物陰に向かって牽制球を投げてみました。誰かそこに居ても居なくても、これでなんらかのアクションがあるかなと思ったのです。

しかし特に誰か出てくる素振りはなし。

これはいよいよ本当に気のせいっぽいなと思い、ベランダからリビングへと戻りました。

しかし数分後、5分後くらいでしょうか。またしても防犯ブザーが鳴り響きました。

そしてすぐにまたベランダに出てガレージを見渡しましたが、何も見つからず。

「これは完全にブザー誤作動しとるなあ…」とため息をついた瞬間でした。

「いや待てよ…。ブザーの誤作動ならなんで昼間は鳴らないんだ?」

たしかにそうなのです。

防犯ブザーが鳴るのはいつも決まって夜間なのです。それも21時とか22時とか、遅い時は深夜0時とか…。

「という事は、やっぱり誰かいる?」

しかしここで残念な事に…、というか情けない事にと言うか…、腹痛と便意をもよおしてしまい、侵入者がいるかもしれないと言うのにも関わらず一旦トイレに入る事に…。

昭和から令和になり治安が改善された事によって平和ボケしてしまっているのでしょうか…。なんとも緊張感のない感じで申し訳ないのですが、事実情けない事に我慢ならないレベルの便意だったのです。

トイレで用を足しながら防犯ブザーの事について色々と思慮を巡らせていると、本日3度目の防犯ブザーが鳴り響きました。

これはやはり何かいるぞと思ったのですが、なにぶん腹痛が酷く、トイレから出る事が叶いませんでした。

「無念…」

しかし中途半端にトイレを終わらせて外に飛び出して行って、侵入者と鉢合わせてしまえば、やられて亡骸にされてしまった挙句に見るも無残な”まき散らし死体”となってしまうやもしれません。

それだけは絶対に避けたいので、しっかり腹痛と向き合い終えてから外の様子を愛する金属バットと一緒に晴れやかな気持ちで見に行こうと決めたのです。

そして5分から10分の後、無事に腹痛をやっつけて健やかにトイレから出ると、手を洗うためにリビングの流し台に私は向かいました。

するとなんと防犯ブザー設置から初となる4度目の防犯ブザーが鳴り響いたのです。

これはいつもと様子が違うぞと思い、全速力で1階のガレージに向かいました。

そして1階に降りるやいなや、ガレージに続くガラス窓から急いでガレージを目視で確認しました。

「うーん…。やっぱり何もいない…か…、ってうわあああ!!!!!!!

目と目が。ピッタリと。合った!!!

ハクビシンと。

元少年ヤクザ
元少年ヤクザ

都会にもハクビシンいるんねえ~。

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