本体であるKENTAが死んだのち、宇宙意思と黄金の夢フクロウとプリズモの計らいで電脳空間に溶け込んだ彼の意識は、
元々生前から電脳空間および精神世界の認知をしていた特殊体質の助けもあり、
秒速約1億タイピング並みの速度で適応していき、次第に超ヤバイ級ハッカーを凌駕するほどの電脳空間調和能力を身に付けて行く。
これにはとある電脳空間の支配者であるオルト・カニンガムも一目をおくほどであった。
電脳空間での精力的な訓練と、時おりランダムでおこる異次元転送における他次元での経験を経て、
KENTAは飛躍的に力を付けていった。
プリズモいわく、電脳空間や様々な次元での調和時間は、人間界の年数にしておよそ1000兆年にものぼるとのこと。
そんな超次元的存在となったKENTAは、いつしか多次元認識存在者の中で『けんた店長』と呼ばれるようになる。
※命名したのはザ・ヴァーティゴ=サンと猫のみーみーである
全ての異世界間をサーフィンできる能力と、全次元の平和を願う心から、プリズモと黄金の夢フクロウから、次元感の調和と、幸福レベルがマイナスに傾かないように次元間パトロールをしてほしいと頼まれる。
全次元の幸福レベルがマイナスに傾むくと、全ての世界で不幸なことがおきやすくなり、マイナスレベルが一定数に到達したとき、
プリズモは『なにか良くない事が全次元でおこる』と言うのだ。
その良くない事がなんなのかは超越者であるプリズモや黄金の夢フクロウを含め誰にも解らないが、
リッチの復活や、全次元を巻き込んだラグナログの始まりを意味するのかもしれない。
けんた店長は少しでも全次元の平和に貢献するため、現在はニンジャスレイヤーと共に極悪非道なニンジャたちの撲滅に努めたり、
目を閉じると見えてくる回転する黄金ピラミッドの謎の解明に励んでいる。
たまに自ら電脳空間に構築した【ぼくの場所】という秘密の場所に戻っては、様々な次元に存在する自分のパラレル的分身たちの様子を見たり、過去の思い出をあさったり、ゲームをしたりして過ごしている。
けんた店長のパラレル的分身が力をつければ、当たり前の事であるが他の分身も自然と力を増す。
全てのパラレル的分身の戦闘能力やパラメーターは、本体であるけんた店長の能力値となり、次元間パトロールの助けとなる。
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