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金髪ハーフパンツで公務員試験に挑んだヤンキーの末路
昔暇を持て余していたとき、思いつきで公務員になろうと思ったことがある
体力には自信があったので体力試験がある消防士なら受かるだろうと思った
当時の私は20歳、最高に頭が悪かった時期だった
夜職と運送屋くらいしか仕事をした事がなかったため、社会的な常識が欠如していた
なんと髪型は金髪坊主、服装はピンクのTシャツに花柄のハーフパンツという狂ったルックスで筆記試験会場に向かってしまったのだ
「ちっ⋯体力試験の前に筆記試験があるのかよ⋯」とイライラしながら試験会場の最寄り駅から歩いていると、スーツを着た若い男女の集団が列をなしている
「なんだコイツら」と思っていると、どうやら私の進行方向と丸被りしているようで、頭の悪い私でも理解した
「こ、こいつら消防士の筆記試験に向かってるやつらだ⋯」
全員リクルートスーツに黒髪、いかにも【これから試験受けます】みたいな雰囲気だった
「やっちまった⋯。面接じゃなくてもみんなスーツ黒髪なんや⋯」
と思いつつもビビってると思われたら負けなので、何食わぬ顔をしてその列に加わった
筆記試験会場は学校だった
階段を登ってる時に前のカップルっぽい参列者が言った
男「やっぱりみんなこの時期は黒髪だね⋯」
女「当たり前でしょ!この時期染めてるやつなんてバカよバカ!」
ワイ「⋯⋯⋯。」
真後ろに私がいるのに気がついてないのだろうか、それとも喧嘩を売ってるのだろうか
試験会場の教室で私は完全に浮いていた
周りの席のやつも試験官も、なんだか「変なやついるな⋯」みたいな雰囲気を出してくる
試験が開始した
当たり前だが1問もわからなかった
3択問題なら適当にやっても何問かは当たるだろうくらいで考えてたのだが、なんとほぼ全て5択問題だった
私は問題を読まずに直感で全ての問題を解き(?)、参加者の中で最速で試験を終わらせた
試験は30分経ったら終わった者から順に退室してよいルールだった
試験官「はい、30分経過しました」
ワイ「シュビッ!(手を上げる音)」
試験官「え⋯?ほんとに終わりでいいの?」
ワイ「押忍。全部終わりました」
周りのやつらは畏怖の眼差しでチラ見してきた
「あいつ⋯もしかしてめちゃくちゃ凄いやつなんじゃ⋯」
「金髪にサーフ系で試験って舐めてたけど、逆にそれでも受かっちゃいますよ的な天才なのでは!?」
みたいな風にきっとビビりまくっていたに違いない
もちろん試験には落ちたが、私は勝ったのだ
試合には負けたが、勝負には勝ったのだ

★ケンズワープ編集者の感想★

メンタルの強さ鬼レベル!!!
Xバズ、ツイバズの歴史
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